よくある質問

宗教が何かこわいもの、そのように感じることは、さまざまな社会問題が生じてきたことからも理解できることです。
しかし、世界のどの地域にも宗教は存在し、それは言ってみれば、人間のDNAにも組み込まれているかのごとくに、私たちには何か大きな
存在に守ってもらいたい、また祈りたいという自然な気持ちがあり、そこからスタートしたものです。
ですから、そこに、何かしらのビジネスや人間の欲望などが入ってくる時にややこしいものになっているのであって、宗教自体は人間にとって自然と言ってもよいものなのだと言えるかも知れません。

イエス・キリストの名前は、イエスというファーストネームとキリスト（救い主）という称号を合わせたものです。

イエスご自身はユダヤ教徒でしたが、当時のユダヤ教が教条主義に陥っていたことを強く批判しました。
キリスト教を始めたのは、イエスの死後、その弟子達がイエスの考え、生き方を伝えていき、その過程で教会が生まれ、それがキリスト教の歴史となってきました。

イエス・キリストの元に集められた民の集まりが教会ですので、建物自体を表すのではありません。
教会では、礼拝を行い、また、社会に対しての教会としての業を行っています。

日本のプロテスタント教会としては、最も信徒数の多い、日本キリスト教団に属する教会です。
元々は京都ウエスレー教会というメソジスト派の教会として１９２０年に始まりました。
戦前に教会の統一があり、多くのプロテスタント教会は日本キリスト教団に合流することとなりました。
その際に町名から京都西田町教会という名称となりました。

人が教会に集うのにはさまざまなきっかけや理由があります。
キリスト者ではないが、キリスト教に基づく生き方や考え方に関心をもって集っておられる方もあります。
ご関心をもっていただけたら、お試しでも結構ですので、ぜひお集いください。

神にむかって感謝をささげる行為です。元々は動物を犠牲として捧げる儀式でした。
現在の礼拝は、打鐘（礼拝の始まる合図）、前奏（オルガンによって礼拝への招き）、賛美歌（神への感謝を歌によってあらわす）祈り（神への感謝や願いを祈る）、聖書、説教（聖書の説き明かし）などからなります。だいたい４５分くらいの時間になります。

さまざまな考え方があり、例えばある国のある教会では、神の前に出るのだからドレスアップする方もいらっしゃいますが、基本的には普段着で結構です。

カトリック教会とプロテスタント教会ではさまざまな違いがありますが、ここでは詳細は省きます。
京都西田町教会はプロテスタント教会です。
なお、プロテスタントでは、教師のことを牧師、カトリックでは神父と呼びます。

礼拝では賛美歌・聖書を用いますが、貸し出しますので、特に必要ありません。
もし、ご自分のものをお持ちなら持ってきていただいても構いません。
なお、西田町教会では、聖書は新共同訳、賛美歌は１９５４年版と讃美歌２１を併用しています。

とにかく社会的な問題として取り上げられることの多い献金ですが、献金はあくまで任意のものであり、その額もそれぞれの任意のものであり、決して、いくらしなければならないということはなく、また納得した上でそれぞれの事情においてしていただいています。
また、教会の収入はその献金を主にしていますが、毎年必ず会計報告を行うことが法令によって定められています。

どちらも日本の文化の中に段々と根付いてきましたが、クリスマスはイエス・キリストの誕生日、イースターはイエスキリストが十字架での死後、復活したことを記念する日です。

コロナウィルス禍において休校となっていました教会学校ですが、現在もその休校が続いています。
通常は礼拝前に9:30〜10時に子どもだけの礼拝を行っていました。
ご希望がある場合には、個別に対応させていただきますので、問い合わせから御連絡ください。

私達にはさまざまな願いや希望があります。
そして、人生においての幸福はとても大切なことだと思っています。
しかし、信仰というものは信じれば何かよいことが起こるというものではありません。
さまざまな悲しい、辛い、しんどい出来事は信仰者にも同じように起こります。
ただ、その出来事への捉え方、考え方は必ず違うものとなります。

問い合わせから御連絡いただいても結構ですし、教会に来られて、日曜日の礼拝後にお時間をとらせていただいて、お話をうかがいます。

十字架はローマ帝国の刑罰で死刑の道具でした。
イエスはユダヤ人でしたが、当時支配されていたローマ帝国により処刑されました。
そこには、全人類の罪を一人で背負うという意味がありました。
イエスの死後、その処刑の道具は、神から人への「ゆるし」を表すシンボルとなりました。
教会は神から人へのゆるしを伝えているのです。